前書き
明治、大正、昭和と滋賀県近江で活躍された、教師、福音宣教師、建築家、であるヴォーリズに関して書いて行きます。
ヴォーリズの経歴
正式な名前は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ( William Merrell Vories )
1880年(明治13年)10月28日- 1964年(昭和39年)5月7日(83歳)
年譜
- 1880年(明治13年)生まれ・・アメリカ、カンザス州、レブンワース
- イーストデンバー高校卒業・・・・・・・・・・1900年(明治33年)、20才
- コロラドカレッジ理工科入学 コロラドカレッジ哲学科卒業・・・1904年(明治37年)、24才
- 滋賀県立八幡商業高等学校教師として来日・・・1905年、明治38年)、25才
- 京都で建築設計監督事務所開設・・・・・・・・1908年(明治41年)、28才
- 一柳満喜子と結婚・・・・・・・・・・・・・・1919年(大正 8年)、38才
- コロラドカレッジより名誉博士号を受ける・・・1930年(昭和 5年)、50才
- くも膜下出血で倒れる・・・・・・・・・・・・1957年(昭和32年)、77才
- 死去・・・・・・・・・・・・・・・・1964年(昭和39年)5月7日、83才
書籍 「神の国の種を蒔こう」(新教出版社)を参照させて頂きました。
困難な時にも解決方法がある・・1913年(大正2年)



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「私たちは、このように必ず『方法がある』という言葉を念頭におき、困った時も、難しい事業を目の前にする時も、知らず知らずこの言葉が出るくらいの習慣をつけたいと思います」と書いてありました。
人生や思想の正しい主義が真理を生む・・1916年(大正5年)
又、次のように書いてありました。
- 『自分には宗教の必要がないと言う人は、真理に達したくないということを宣言しているのです。』
- 『人生や思想についての正しい主義を持って、それによって、喜びにあふれ、平和に満ち、力ある真の宗教を発見して、真理の門戸に向かわれることを切にお勧めします。』
- 『主義は、理性によって開発され発見されるところの人生あるいは思想の規則です。』
「主義」=『持ち続けている考え・方針・態度など』(辞書より)
要するに、迷信や慣習によっては真理に到達出来ないという事を言っているのか?、但し宗教は別。
ただで何物を得ようとするか・・・(昭和3年)
私たちは代価を支払わないでは成果にありつけない、しかしそうかといって、バイオリンに上達しようと思っても、楽器を買って授業料を支払う だけでは、腕があがるわけではないのである。
お金の高、お金の使い方で音楽家はできない。長い間の忍耐と努力がものをいう。 語学を研究するのも、野菜を作るのも、何をするのも同じで、代価を適当な代金にて支払うのが当然である。
私は買い物をする時に、値段が安すぎる品物をみると、悪い品だろうと考えたり、あるいは不完全な傷物か盗品の抜け売りじゃないかと疑ったりする。
昔流の掘り出し物式の買い方は不正直者のすること、またはあてのない望みである
参考記事
「神の国の種を蒔こう」(新教出版社)




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